◇続いて「勧進帳」、菊之助富樫の出が立派、名乗りもぞくぞくするくらい良い調子。海老蔵弁慶、花道出のセリフで調子外してる。本舞台へ来て富樫とのやりとりで復調。但し富樫と並ぶと小さく見える。力入りすぎで芝居が煩い。不器用で鷹揚な団十郎が懐かしい。
◇昼の部歌舞伎十八番の二幕、団十郎一年祭に相応しく、哀惜の念頻り。
◇昼の部最後の幕「魚屋宗五郎」、菊五郎安定の芝居。三月の菊吉の素晴らしさを思うと、可もなく不可もなくに見えちゃいますが、昼の部一番。
◇夜の部「矢の根」、松緑は「毛抜」が楽しみにしたいです。田之助をここで出すとは知恵者。
◇中幕「鏡獅子」、菊之助の鏡獅子を見る度に、江戸城の小姓ってどんなだったのか考えてしまいます。これは初役の時からずっと。
◇「幡随長兵衛」、今の海老蔵に合ってる役なのだけど、湯殿になると菊水野と海老長兵衛の格が違いすぎて、この二人の関係がよく分からないと言うか、話が破綻しかけてます。
◇歌舞伎三昧の心地よい一日。
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