◇31年ぶり上演という「大序」。作品の世界観を明示するためにも、若手修行の場としても、大序は上演されるべきものと改めて感じました。これをきっちりやらないと「菅原」という作品の格が定まらないのですね。現代において、腑に落ちるように理解するのが最も難しいのが、おそらく「格」「位取り」だろうと思うのです。
「大内の場」の演出には疑問あれこれ。時平と道真の人形はあそこまで動かずにいるもの?
◇終演後、大阪市内散策。
文楽劇場から谷町8丁目の近松墓所へ。
さらに谷町筋を北上して、「井原西鶴終焉之地」碑を経て天満橋まで。
人の流れに乗って、大阪造幣局へ。
◇毎年ニュースでお馴染みの「造幣局桜の通り抜け」。想像以上に素晴らしい花見ができました。
造幣局の敷地内の道を560m歩いて通り抜けるだけですが、植えられた桜木の種類が豊富で、これまで知らなかった桜花の世界を体験できます。
花の見頃を見計らって公開されているだけあって、どこを見ても満開。眼福。560mをゆっくり40分かけて通り抜けました。
◇造幣局のサイトによれば、「現在構内にある桜は、関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、楊貴妃など 131品種、350本」「紅手毬、大手毬、小手毬及び養老桜などは、他では見られない珍種」だそうです。
品種解説に「東京荒川堤にあった里桜」という文言が目立ち、「荒川堤」近くに暮らす者としては、現在どの程度残っているのか気になりました。
造幣局サイト「桜の通り抜けの桜樹一覧表」
◇桜に飽いて天満宮へ。「菅原」通しですから、お参りしないとね。
◇天神橋を渡って大川の南岸を散策。八軒家浜がおしゃれスポットになっていて驚きました。
江戸時代には京都から淀川を下ってくる三十石船の船着場。今は観光船の発着場になっているのですね。ライトアップされた川の景色を眺めながら食事のできるレストランやバーが連なっていて、昔とは違った趣の賑いを見せてました。面白い。
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